TOPSpeakers一覧佐伯 将臣

Masaomi Saeki

名古屋大学 特任助教

偽関節は、骨折後に骨癒合が進まず癒合不全に至った状態で、全骨折の約5〜10%に発生するとされています。高齢化に伴い骨の脆弱な高齢者の骨折が増え、偽関節も増加傾向にあることから、低侵襲で効果が高く、医療経済的な負担にも配慮した治療法が求められています。本課題では、偽関節部に留置できる衝撃波発生装置を開発し、骨の内部から直接衝撃波を照射する「体内照射型衝撃波治療」の開発を進める。局所的な骨破砕、すなわち意図的な再骨折を誘導することで停滞した骨癒合反応を再活性化させ、偽関節部の骨形成を促す。これにより小侵襲かつ低コストな新規治療法を確立する。