セッション
Advanced Technology
スポーツイノベーション「人間の審判」は消えるのか?進むAI判定の可能性と副作用は
スポーツにおける審判の役割は、長年にわたり人間の判断力に依存してきました。しかし、AI技術の進展により、審判の役割が変わりつつあります。本セッションでは、AIを活用した判定システムがスポーツに与える影響、そして人間の審判が消える可能性について議論します。AI判定がもたらす利点と課題、副作用を掘り下げ、技術革新がスポーツの公平性、選手や観客の体験、さらには審判自身の役割にどのような影響を与えるのかを考察します。
参加可能パス
- Executive
- Business/Startup
- Rising Star
- City
言語:日本語
Speakers
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岡 瑞起
筑波大学、株式会社ConnectSphere
岡 瑞起
筑波大学システム情報系・准教授、 株式会社ConnectSphere・代表取締役
2003年、筑波大学第三学群情報学類卒業。2008年、同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より東京大学 知の構造化センター特任研究員。2013年、筑波大学システム情報系 助教を経て現職。 専門分野は、人工生命、ウェブサイエンス、データサイエンス。人工知能学会にて「人工生命研究会」の主査。人工知能学会編集委員。人工生命の国際論文誌『Artificial Life Journal』アソシエイトエディター。(独)情報処理推進機構未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャー。人工知能学会「現場イノベーション賞」、情報処理学会「論文賞」「山下記念研究賞」など受賞多数。人工生命技術、機械学習、深層学習を使ったデータ分析・活用の研究を行う。大学での研究をベースに、新しい技術の社会実装に力を入れている。共著書に『作って動かすALife─実装を通した人工生命モデル理論入門』(オライリージャパン)がある。
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藤井 慶輔
名古屋大学
藤井 慶輔
名古屋大学 大学院情報学研究科 准教授
1986年大阪市生まれ。2014年京都大学大学院人間・環境学研究科にて博士号を取得後、理化学研究所革新知能統合研究センターの研究員などを経て、2021年から名古屋大学大学院情報学研究科准教授。2023年名古屋大学赤崎賞を受賞。機械学習とスポーツアナリティクスの融合などに関する研究を行なっており、最近では様々な団体と連携した技術の社会実装についても取り組んでいる。